普段との違い
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患者さんでも、自粛の影響で自宅待機という方がいます。
会話の中で、睡眠はしっかりとれている、
逆に寝すぎなのか、ぼーっとしているような感じですと。話を聞きました。
これが患者さんにとっては、安心なのか、不安なのかというと、
不安、ちょっと心配みたいなニュアンスでした。
自分的には、この状態は、安心でいいと思います。
まず、睡眠が取れる、取れないでみれば、絶対睡眠が取れることが、
病気をしない大前提だから。
よく臨床試験で、ラットなど使うことがありますよね。
そこで、小動物を使って、寝させない実験をやりました。
結果は、4.5日で死んでしまったそうです。
人間はここまでは当てはまらないでしょうが、だだ精神はやられるでしょうね。
その結果、死んでしまう可能性はでてくるかもしれません。
逆に寝すぎて、死んだ、なんて言うことは聞いたことがありますか?
無いですよね。だから、不安になることはないと思います。
じゃあなんで、ぼーっとした感覚なのか?
その1つは、ストレスだと思います。
これもよく言われるのが、ストレスがゼロだと人間は死んでしまうなんて言い方があります。
ストレスという言葉を聞くと、マイナスのイメージしかありませんが、
ただ、人間は、ある程度のストレスがあるほうが、健康的と言われます。
ある程度とは、その人それぞれなので、測りようがないですが、
その人の普段感じるストレスが、私生活でなく、仕事がストレスであるなら、
今回みたいに、仕事に行かなくてよい、毎日自分の好きなように時間を使えるなどなど、
仕事のストレスから解放されたせいで、ぼーっとした感覚になったのではないかと思います。
多分、就職して、ここまで休んだことはないでしょうから、余計にそういう感じになったかも
しれません。
人間がそんな単純な生物ではないから、他にもいろいろ理由はあると思いますが、
過度なストレスがかかるよりは、良いのでないでしょうかね。
後は、特に女性はホルモンの関係も多いから、寝ることはやはり大事だと言うことです。
寝ている間に放出されるホルモンがあります。
それも、寝てすぐ出るわけではないので、これが厄介。
寝てすぐ放出されれば、睡眠時間が短くてもいいかもしれないけど、
これが、寝落ちして、約3時間ぐらいしてからでないと出ないというのだから、厄介なんです。
まあそんなんで、安心してください。
たっぷり寝れることもそうそうないですからね。
今日は、この方初めて知りました。いいですねー。こだわりが相当ありそうです。