前回で新宿サラリーマン時代は締めとなりましたが、

最後、大事な部分があるので書きます。

みなさんに伝えたいのは前回の締めでも書きましたが、自律神経の部分です。

自分が辞めた理由は、心が壊れかけていたから。

自分みたいに、まだ自分のことがわかれば、何事も早い対処に越したことはないですが、

いつのまにか、すでに自分がおかしくなっているのに、気がついていないのはマズいと思います。

ここは、すごく重要だと思います。

なんでそこまで言うかというと、実は父親が自分が高校ぐらいのときに自律神経失調症になりました。

良くなるまでに、最低１０年はかかりました。

その時は、いつまでも、布団からでてこない父親をみて、なに怠けているんだとしか思ってなかったです。

当然、自律神経失調症なんていう言葉さえ知らなかったです。

ただ、見た目は普通なんです。別に熱があるわけでもない、どこが痛いというわけでもない、

食事もとるし、とにかく普通に見える。

表情はその時は見ていなかったので、わかりません。多分自分と同じだったと今ではそう思います。

だからこっちからすれば、なんだそれ、単なる怠けしかないやん、と。

ただ、布団から出たとしても、家からは一歩もでない。そして何もしたくないと言う。

どちらかというと、神経質だったのが、極度の神経質になったりと、

そんなのを見てきたので、余計に、みなさんには気をつけてほしいというのが大きいです。

父親はこんな症状だったけど、自律神経失調症の症状は人それぞれで違いがあります。

この病気になってしまうと、やはり怖いのが、治療期間も正直わからないということです。

骨折、捻挫なら、ある期間で治りますが、自律神経がやられると、いつになったら治ると

いう答えがないんです。

だから、ストレスがあるのに、余計にストレスがかかるわけです。

もう負の連鎖です。

これは、自律神経うんぬんより、病気になったら、もちろん本人が一番辛いですが、

家族もとても大変だということです。

これは母親を見てきたから、余計に言えることです。

また、これは信じられないと思うでしょうが、親が統合失調症になると、それが子供にも影響してきます。

特に、小、中学生。

子供が学校にいけなくなるとか。

原因の１つは、子供でなく、親にあります。

人によっては、環境が変わった途端、パタッと良くなる人もいるでしょう、

かたや、何十年も安定剤など飲まないとやっていけない人もいるわけです。

ということで、とくに若い方、これはあくまで自分の考えですが、

今の環境で、自律神経失調症になるなら、３０歳ぐらいまでは転職でもなんでもすれば良いと思います。

若いときは、なんでもチャレンジしてみればいいと思います。

そこで、だんだんと自分がやりたいこととか明確になっていくのだと思うし、

もし給料が良いところで働いていたのなら、それだけの能力を持っているのだろうから、

また新天地でがんばれば良いことだと思います。

またコミュニケーションをとるのが苦手な方なら、組織にいるより、自営でもなんでもやればいいじゃないですか?

１人でも何かやれるものを探したりとか、全て、本人の頑張り次第になってしまいます。

また夫婦間であれば、子供いても離婚はありだと思います。

離婚がいけないというのは、自分の親の時代ぐらいだと思います。

また離婚することで、子供に対して申し訳ないと思うかもしれませんが、

毎日親が、ケンカとかしているのを、子供が見ている方が、子供にとっては辛いと思います。

労力は半端なく使うと思いますが、それで解決できるのなら、ありではないでしょうか。

悪いことばかり書いてきたけど、

アントニオ猪木ではないですが、「元気があれば何でもできる」

元気がなければ、やる気も、何もできない。

あなたの良いところを見ている人も

必ず周りにいると思うので、自分１人で抱え込まないで、いろいろ手段はありますからね。

とにかく、自分が壊れてしまう前に、