８０過ぎの患者さんで、最近ふくらはぎのむくみがかなりひどいので、

一度、病院に行かれて、腎臓内科で検査してきたと言ってました。

この方、毎年検査されているので、去年の数値が載っています。

見せていただくと、主要な部分ではそんなに変化はない。

強いていうなら、今後気を付けないといけないのは、

循環器系だと言われたそうです。

で、自分的に驚いたのが、

体脂肪まで載っていて、去年の数値が１００だとしたら、今年は倍以上になってたところです。

え? 　１年でここまで数値が変わるかと改めてこっちがびっくりです。

２年ぐらい前に自転車で転倒してから、買い物いくのも週に１回ぐらい、

あとはだんなさんに頼んだりと。

外に出る回数がめっきり減りました。

そんな話を聞いているから、少しでも動く習慣をつけてくださいと

説明はしていたのでが、すぐ疲れる、痛いからとかでなかなか自分でやるという

習慣が難しいです。

今回は数字で、はっきり示されていたので、少しでも認識してもらえば嬉しいのですが、

こう暑いとねー。

結局何が言いたかったかは、

高齢のご両親を心配している方は、、少しでも身体を動かさないとこうなるよって。

今回の内容を話していただければ、幸いかな。

数字が一番わかりやすいかと思います。

やはり高齢になれば１日がとても重要になります。

それが１年となれば、こういう結果が今回の数値ということです。

これだけ体脂肪が増えるということは、身体を支える筋肉が落ちているということなので、

猫背になり、そのことでなんらかの病気を作ることになりますので、

そこはよーく説明してもらいたいです。

高齢者は運動と言う言葉を聞くと、歩くということばかりに意識がいきますが、

こう暑いと、歩くというのは逆に危険です。

なので、１日に何回かラジオ体操なんかいいと思います。

そのかわり適当にやるのだけは動かした意味にならないので、

手を上まであげるのもできるのなら耳のところまで腕を上げる意識をしたり、

手を上げたなら、指までしっかり伸ばすとか、

こういう小さなところが大事になりますので、ぜひ試めしてみてください。