内臓体壁反射
みなさん内臓体壁反射、なんて言葉聞いたことがありますか?
自分はこの仕事をするまで知りませんでした。
単純に身体が痛い、動かすと痛い、とかは自分が何も知らないときは、
まず思い浮かぶのは、骨がどうなったとかでした。
テレビとかの情報、一般的に言われていること、世間話などで
そうなんだろうなあと思っていて、痛みのほんとのことを知らないからそう思ってました。
ちなみに骨自体に神経はないので、痛みがあっても骨がどうのは関係ないです。
痛みを感じるのはその周囲なので、みなさん骨がどうのは深刻に考えないでください。
、
さてここから本題です。
内臓体壁反射は、簡単に言えば、内臓の疲れ、機能低下、炎症などがあると、
症状として肩こり、腰痛などの現象が現れることを言います。
例えば、五十肩の原因も実は内臓が関係していることも多々あります。
周囲の身体を動かすための筋肉は、硬くなった内臓をサポートするために必要以上の動きを行い、
結果として痛みや筋緊張などが生じるわけです。
ということです。
初めて知った方もいるのではないでしょうか?
まずテレビなどではあまり言わないのではないでしょうか?
自院でもどこかが痛い場合、内臓もみます。
理由は、上記に述べた内臓体壁反射というものが必ずあるからです。
痛いのはここなんだから、ここ触ってよーなんて思うでしょうが、
実はこの痛みとこの内臓が関連しているということがあるので、
違うところを触っても、安心してください。
ちゃんと考えてますよー。
そして内臓の働きなども、さらにたどっていけば、自律神経も関係していくということです。
そう考えると、身体は本当によくできています。
ということで、痛みは内臓とも関係しているということを書かせていただきました。