自分の身のを
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今読んでいる本の中で、おもしろいところがあったのでここで少し書いてみたいと思います。
それは、人間は特定の状況の中で、ある行動を遂行する人が多ければ多いほど、人はそれが
正しい行動だと判断するというのです。
サンプルとして、今ではスーパーではカートを引いて買い物する方が普通ですが、ある時期、
スーパーの店長がなぜ買い物をあまりしないのかというのを見ていたら、買い物かごが重すぎて
買わないとというのが分かったそうです。それでカートを作った、使い方も丁寧に看板に書いたのですが、
当初は使う人がほとんどいなかったそうです。そこでサクラを使ってカート持ち店内をうろうろさせたら、
これがどんどん浸透していき、今では当たり前の風景ということです。
さて本題ですが、患者さんの話で電車に乗っていたら、すごく調子が悪い人がいたらしいです。
けど、場所は新宿駅で、通勤時間帯だったので、誰一人声をかけなかったと言ってました。
本人が本当につらかったら、恥ずかしいとかそんなの構わず声を出さなければ、それこそ生命の危機までの
話になってしまいます。
しかし、こういった都内の大勢の人がいる場合には、面倒にかかわりたくないとおもう方もいるでしょう。
そしてさっきの話ではないですが、周りがそんな態度であれば、大体の方も同じ行動をとる可能性は大です。
そこで、もし自分がそんな状況に陥ったら、ただ助けてくださいというのではなく、ある一人を見つけて
その人に助けを求めたほうが助けてくれる確率は一気に高くなるというのです。
例えば、黒いカバンをもった女性とか、その人しかいないという特色を言って、それは自分に言っているのかと
思わせていうと良いということです。もちろんその人を見ながらです。
人が多いところは、特にこういうやり方もあるということです。
一人、一人はみなさん優しいのに群れるとおかしくなりますからね。政治なんかとくにそうですよね。
個人では良いこと言うのに、党になると、人数が多くなり、おかしいだろと思っていても、
党全体がおかくないという行動にでれば、その行動が正しいということが多々ありますからね。
自分の身に何も起こらないことが一番ですが、万が一そうなった場合は、こういうやり方もありますよ。という話でした。
sorry,please forgive me,thank you,and love you.