術といわれるもの
- ブログ
昨日ジムに行って、クロストレーナーをやりながら、テレビを見てました。ちなみにクロストレーナーってこんなやつです。
テレビ番組の内容は、海外にいって、その道のプロが素人と偽って、本物を見せてあげるという番組を見てました。
寿司職人とか、自分が観ていたのは、歌舞伎役者の女形のシーンでした。
内容は現地で見せてもらったものは、はっきり言えば、本人たちがやっていることは、ドラッグクイーンのようなもの。
けど、本人たちは歌舞伎ということで、やっているというような。
まあ、内容より、自分が驚愕したのは、河合雪之丞さんが女形というのは、男の人より小さく見せないといけないと、
ということは、普通であれば、本来は男だから、肩幅がそれなりにあるわけですが、その肩幅を
狭く見せるのは、肩甲骨を下制して、なおかつ内転させることによって肩幅が狭く見えると、外国人に説明してました。
用は、肩甲骨をそれなりに動かすには、その動きに必要な筋肉が働かないといけないわけです。
その細かい部分を意識して動かすということは、大変なことです。
それが基本の基本といきなり説明してましたが、第一声がそれかよ、とみている自分が唖然です。
この間セミナーで、大先生が姿勢の話の中で、武術をやっている人も姿勢ができてなければ、簡単に
相手に投げられるし、相手を一撃でダウンさせるぐらいの突きもできないと。だから鍛錬をすると言ってました。
そして歌舞伎役者さんの話もその時に出たのです。彼らもものごごろ着いた時から、姿勢というものを
仕込まれているからこそ、あれだけの姿勢がとれるといってたのを、その番組を見ていて、納得してしまいました。
じゃあジムにいって筋トレすれば、良いかと思うかもしれませんが、そこに筋肉をつけることと、
そこの筋肉を使うとは少しばかり違うのではないかと思うわけで、じゃあ筋トレ的なことは必要ないかと
いえば、それはあり得ないことで、物を使ってトレーニングするというより、自重でできることで
トレーニングをするということなんでしょう。
女形の役者さんが道具を使って筋トレなんかしたら、体つきが女形ではなくなってしまいますからね。
なんでも、一長一短ではできないですね。
自分がやることは施術、そして武術、芸術と、術とつく名に携わっている人は、まずは姿勢がよくなければ、だめということですね。
見た目も大事です。頑張ろう。
sorry,please forgive me,thank you,and love you.