パーキンソン病
パーキンソン病というものをご存じですか?
パーキンソン病は、脳の神経細胞が徐々に働きを失っていくことで、
体の動きがうまくコントロールできなくなる病気です。高齢の方に多いですが、若い人に起こることもあります。
一般的なことを書いてみますね。
主な特徴
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脳の中の「ドーパミン」という神経伝達物質が減ることが原因
→ ドーパミンは「体をスムーズに動かす信号」を出す役割を持っています。
主な症状(4つの代表的なもの)
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手足のふるえ(振戦):じっとしているときに震える
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動作の遅れ(動作緩慢):歩き始めや動き出しがスムーズにいかない
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筋肉のこわばり(筋固縮):関節がぎこちなく硬くなる
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姿勢の不安定さ:バランスを崩しやすく、転びやすい
その他の症状
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顔の表情が乏しくなる(仮面様顔貌)
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声が小さくなる、字が小さくなる
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自律神経の不調(便秘、立ちくらみ、発汗異常など)
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睡眠の乱れや気分の落ち込み(うつ症状)
というものです。
本題です。
パーキンソン病に関して
最近、こんな記事をみました。
最近の研究では、パーキンソン病は従来考えられていたように
脳に起源を持つ病気ではない可能性が示されています。
研究者らは、この病気が腸管で発症し、
消化管の神経細胞にタンパク質α-シヌクレインが蓄積するのではないかと提唱しています。
この蓄積は脳へと広がり、運動を司る領域に影響を及ぼす可能性があります。
科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載されたこの研究は、
サンパウロ大学(USP)とトロント大学の研究者によって行われました。
ちなみにパーキンソン病は
PDという略語(専門用語)を使います。知ってて損はないです。
このネタが信用性があるのかわからなかったので、
他にも出てくるのかググってみたら、書かれている方がいました。
超簡単に言ったら、パーキンソン病のはじまりは、脳?か腸?
ということです。
今回の内容は、ずばり腸が病気の起点という考えです。
それが脳に届きパーキンソン病を引き起こすということです。
腸内細菌は神経伝達物質の生成にも関係しているから、
腸と脳には強い相互作用があるため、
腸内環境を整えることでパーキンソン病の諸症状を軽減したり、
症状の進行を抑制させられる可能性がある。
だから、腸内環境を整えるというのは大事だよと。
という風にまとめられてます。
世の中の病気の原因というは、まだまだ知られていないことだらけです。
腸内環境を整えるという言葉は、よく耳にすると思います。
こんなところにも影響するのであれば、
みなさんもっともっと腸内環境に意識を向けてはどうですか?


