体ではない
身体関係のタイトルであれば、ほぼ買って読んでいる。
夏休み特別号です。
九州大学名誉教授の藤野先生が書いている章があります。
その中で、「脳疲労}自己診断チェックシートというものがあります。
11項目あります。
例えば、寝つきは悪いか?
考えがまとまらない?
不安? というような感じで、
それが毎日なのか、週の半分ぐらいか、週一か、たまにかというような感じです。
これで、毎日が1個以上あれば、脳疲労を起こしている可能性があるということです。
このシートを日本国民全員がやったら、最低でも8割はあてはまるのではないでしょうか?
もしかしたら、9割以上があてはまるかもしれません。
それだけ、みなさんが脳疲労起こしていますよと、
ここでも書いてありますが、身体の疲労より、脳の疲労を重要視したほうが良いということです。
または、身体、精神などの疲労は、脳疲労が原因ということでもあります。
自分も患者さんに言うことがありますが、病気は脳が作ると言います。
みなさん納得するけど、府に落ちているかどうかはわからないです。
これは、実際に遭った話です。
例えば、痛くもないのに、ここが悪いと思えば、いつの間にか、本当に痛くなり、
下手したら、動かすことさえ、困難になるときもあります。
又、違う章のなかで、頭寒足熱という言葉でてきます。
この言葉を聞いてイメージできるのが、冬の露天風呂です。
以前から、これは身体によいと言われていることです。
では今、でいうなら、寝るときはクーラーを使い、寒かったら布団をかけてくださいということです。
これも以前からずーっと書いてきていることです。
結局は脳疲労をとるための1つというのがお判りいただいたかなと思います。
布団かぶって寝汗かいていたら、だめですよ。
歩きスマホしている方をみますが、これもはっきり言えば脳疲労させている要因でしかないです。
要は、目からの情報があまりにも膨大に入ってきていることです。
それが画面みて、道路みて、周り見てなんてやっているだけで、どれだけ酷使しているのか、
自分ではわかりずらいから、余計に厄介なんですよね。
ということで、この本に興味がある方は、まだ店頭で買えると思います。
コンビニでも売ってますよ。
読んでみてください。
脳だから、もちろん自律神経にも大いに関係があります。