免疫力
よく聞く言葉です。
免疫力。と言う言葉を。
ここでも何回も書いていると思います。
免疫力を高める、免疫力を上げる。
言葉的には、漠然としていますよね。
ある本を読んでもっとしっくりする言葉がありました。
まず身体の免疫系が働かなくては異物のブロックができず、
感染症にかかりやすく、重症化しやすい。
これは、大体の方がそう思っている部分だと思うし、当然だと思うでしょう。
だから、免疫力を上げないと、となるわけです。
そのうえで、もっと大事なことが、
ただ上げればよい、働らけばよいというものではないです。
重要なのは、その調整能力です。
本によると、現代人は免疫の働きが悪い以上に、免疫を調整する能力がとても低くなっているそうです。
その結果として現れているのがアレルギーや、自己免疫疾患の急増です。
ではどこでその調整能力が関係してくるかというと、腸内細菌だそうです。
身の回りの微生物を排除していることで、腸内細菌の状態が悪くなる。
ヒトは単独で生きているのではなく、腸内細菌などの常在菌や、常在ウイルスと共存している
超個体です。
これらは本来異物なのですが、共存していれば自己のようになり、排除されません。
それらは、自分の身の周りの微生物を取り組むことができています。
免疫系は生まれてから、ずっと自分の近くのどのような微生物がいるかを確認し、共存する菌を体内に取り込んでいき
その際に共存できない微生物は排除もします。
要は、
免疫力を上げる=免疫を適切に調整する
なんかしっくりきませんか?
自分は腑に落ちました。
興味がある方は
とても面白いです。
なんでも言われた通りにやる前に
少しでも知識をいれてくださいね。
そのあとの決断は自分自身です。