症例
50代 男性。
初診時、症状は、肩痛。仰向けで寝ていると、腕が痛くなる。同じ姿勢では、長時間寝れない。
施術するときは、うつ伏せで、腕を下にしているのも辛い状態でした。しびれもありました。
立ったときの姿勢は、男性で、仕事柄、筋肉もそれなりにしっかりしています。
その分、見た目は猫背気味。各関節などの動きも固さがありました。
通院、3回目ぐらいから、日々の生活が楽になってきたということです。
施術中も、腕を下ろしていても問題なくなりました。
日々の変化を感じてもらえるようになり、ある日患者さんから
靴底の減り方がなんか変わってきたと言われました。
どう変わったのかとお聞きしたら、今までは外側ばかりが減ってきたのが、それが無くなってきたと言われ、
そしてなんとなく内側に体重が乗っている感じがすると言われました。
患者さん的には、それが良いことなのか悪いことなのかわからなかったみたいなので、
それはこういうことで、良いことなんですよ。と説明したら、喜んでいました。
この変化は、メンテナンスを続けてきた結果で、猫背が改善した分、体重のかかり方も変化したということです。
基本、踵の外側が減るというのは、姿勢的にはよくありません。
理想は、土ふまずあたりに体重がのっているのが良いでしょう。
その後、こちらから姿勢がよくなったと言わなくても、ご自身で姿勢が良くなったと感じられるようになったとも言っておりました。
今までは、痛さもあり、我慢していた、好きなゴルフができると喜んでいました。
良かった、良かったあ。
患部が痛いと、ついついそこが問題を起こしていると思いがちですが、必ずしもそこが原因とは限りません。
そして、メンテナンスをしていると、患部ばかり施術するのではないので、
初診の時と比べて、違うところにも変化がでてきたというこうことです。