思い込み~
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腰が痛い場合、みなさんだいたいの方は腰に原因があるとおもってませんか?
整形外科などで、はっきりした診断がでるのは、約2割弱です。
その他は、なんで腰痛なのかはっきりしないのが現状です。
筋肉と言う言葉は、よーく耳にすると思いますが、筋膜という言葉は
健康番組とかよく見ている方は聞いたことがあると思いますが、
筋肉という言葉から比べれば、それほどなじみは無いと思います。
ただ筋膜というのは、治療する側にとってはとても大事なことなんです。
では筋膜とはなに? これは筋肉を包んでいる膜のことです。
イメージは魚肉ソーセージかな。剥くところが筋膜。食べるところが筋肉といえば
わかりやすいですかね。
この筋膜というは、細かいところでは筋繊維を、大きなところでは体全体を包む膜です。
筋膜はある一定の法則に従い連結してます。
そのため、筋膜の一部に機能障害が起きると、
離れた部位の機能に影響を及ぼすことがあります。
この離れたという所がとても大事なキーワードです。
これも簡単にいうと、自分の着ている服の脇腹部分を引っ張ってみてください。
その状態で引っ張っている側の腕を上げようとすると上げずらいのはわかりますか?
服を引っ張られているだけで、なんか窮屈な感じがしますよね。
結論は、腕があげずらい=肩の問題。 ではないんです。
さっき、キーワードと書いた、痛みがあるところでなく、離れた場所が原因で、
結果、肩が上げずらいということがあるんです。
じゃあ離れた場所とはどこなのかというのは、
これは自分達が検査しないと、はっきり言えません。
ということで、腰が痛いと思っても、腰自体に問題があるかもしれませんが、
実は腰以外が原因で、腰に痛みがでていることのほうが多いです。
治療の現場ではこんなことがよくあることなので、
みなさん痛いところはやらないで、なんでここばかりやるのかなと思っても、
理由がちゃんとあるので、理解してくださいね。
そこが痛いからそこが原因と、単純だったらいいんですけどね。
ほんと身体って不思議。
sorry,please forgive me,thank you,and love you.