シンプルな話 腰編
今回は腰です。
みなさん、腰痛になりやすい姿勢といえば、座っているより立ってるほうが
腰に悪いように思ってないですか?
そう思っていた方、今日から見方が少し変わりますよ。
まずは下の図をみてください。
立っているときが基準になります。
図でいうと、立位と書かれいる部分です。
見てお分かりだと思いますが、立位と書かれているところから、
左にいけば、腰の負担は軽くなり、右に行くほど腰の負担が重くなるということです。
え? 立っているときより、座っている方が腰にかかる負担は大きいの?
そうなんです。これは実証されている話なんです。
治療院あるあるですが、座り仕事なのに、ぎっくり腰なんていう方が多いんです。
よく聞くのは、重いものを持った時にというのを聞いたことがあるでしょう。
もちろん、それもあるけど、こういうこともあるんです。
一番右の姿勢は、例えば、座りながら、床に置いてあるものを取るときとか、
椅子に座って介護、介助などしたりとか、
とにかく、座りながら何々をするというのは、一番良くないです。
ということで、座ることは楽ですが、座っているから腰に負担がないというのは、理解されたと思います。
そして、座るということでも、細かく言えば、
座り方次第で、さらに腰に負担がかかりやすくなります。
データでは、日本人は座っている時間が長い傾向で、そして10人に1人は腰痛があると言われている現代で、
まずはこういう所から意識を変えてみてはいかがでしょうか。