シンプルな首、肩の話
みなさん、頭の重さはどれくらいあるかご存知でしょうか?
答えは、 成人で、約5-6㎏です。
イメージとしては、首の上にボーリングの球が乗っている感じです。
違う言い方をすれば、細い首で、日中ずっとボーリングの球を支えているんです。
すごくないですか?
ここで問題です。
どちらが首に負担がかからない姿勢でしょうか?
ちちろん右ですよね。
科学的に証明されているのが、首を前に15度傾けると、首(頸椎)にかかる負担は
約12㎏になり、さらに60度傾けると、な、なんと約27㎏だそうです。
27㎏って、頭の重さが約5倍ということです。やばくないですか?
また左の絵は、ストレートネックというものです。
ちなみにストレートネックと言われて、骨の問題と心配に思う方がいますが、
それは関係ないです。
では、頭を傾けるときは、例えばどんな時ですか?
そうです。スマホを見ているときです。
こんな姿勢でいれば、細い首だけで、ボーリングの球を最低でも2個支えているということです。
そりゃしんどいです。
結論
スマホのやりすぎは、首痛、頭痛の元、さらには不定愁訴(ふていしゅうそ)がでてきます。
不定愁訴とはどんなものかというと、
臨床用語で、患者さんからの「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、
「なんとなく体調が悪い」という強く主観的な多岐にわたる自覚症状の訴えがあるものの、
検査をしても客観的所見に乏しく、原因となる病気が見つからない状態のことをいいます。。
脅かすわけではありませんが、人によっては鬱、自律神経失調症までなってしまいます。
こうならないために、ケアは必要になってきます。
ここで、あえて言います。