知人の先生の話です。

数年間、スマートウォッチをつけていて、

使っている方は知ってるでしょうけど、その人の睡眠の状態が出るんですね。

睡眠スコアって言ったらいいんでしょうか?

中身は睡眠時間の長さ、深さ、睡眠中の心拍数とかいろいろ計れるそうです。

(自分は使ってないのでわからないのでごめんなさい)

でここからがメインの話です。

先生が２年前に具合がめちゃくちゃ悪くなって１日中横になっている状態が何日も続いたときに、

日によって１日中、寝ている日あったそうです。

そんなとき１日中寝ているのに、スマートウォッチが、睡眠時間として計測されていなかったそうです。

機械だから、センサーとかの誤作動があるのかもしれませんが、

そこらへんは置いときます。

誤作動とか無で話を進めると、先生曰く、寝ているのに眠っていない状態だと言うんです。

結果、寝ているのに寝てない状態なのだから身体が回復するわけがないということです。

安静時の心拍数が高かったり、うとうとしているだけの状態で、

その状態が機械は睡眠として判断しなかっただと思います。

この話を聞いたときに愕然としました。

眠っているのに眠っていない???

睡眠となると、よく何時間寝ましたか?　がすぐに出る話だけど、

時間の問題ではないということがよくわかりました。

長い時間寝たから、睡眠をしっかりとったとは、当てはまらない。

その方の身体の状態次第で変化するということです。

じゃあどんな方が寝ているのに体調が回復しないかというと、

考えられるのは慢性疲労症候群、自律神経失調症、

あとはブレインフォグ(総称で不安障害)、あるドクターは明確な基準がないとまで言います。

考えがまとまらない(思考力低下)、気分があがらない(抑うつ症状)、

思いだせない(記憶障害)といったさまざまな要素を合わせたものとか。

現代はこんな方が実は多いのかもしれません。

寝ていると思っていても寝てないのだから、身体は当然回復しないことになるということです。

よくあるのが薬を飲み続けても変わらないと言う話はききます。

薬が効果がないことによっては絶望感を覚える方もいると思います。

そこは東洋医学だってあるし、薬以外にもなにかしらあると思います。

ただ、すぐに結果は求めないほうがいいです。

すぐに結果を求めることはまた自分を苦しめることになるだけなので、

こう言っては怒られるかもしれませんが、いつか良くなるだろうぐらいな気持ちになると

結果はついてくると思います。

ということで、改めて睡眠というものを考えさせらました、そして

自分が病気にならないためにも、少しでもできることをやり

みなさんも当たり前の睡眠＝回復力という重要性を考えていただきたいと思います。