身体のことを優先すると
ニュースでも、電力がひっ迫しているから、節電をお願いしますと、流していますが、
身体のことを優先で考えたら、これは体調が悪くなってもいいですよ、と言っているようなものです。
ある患者さんの会社のクーラーの設定温度が28度になっていると言ってました。
そして、なぜかそこに推奨温度が28度と書いてあるそうです。
上司も、結局そう書いてあるから、温度を下げないそうです。
ただ、これでは、上司の方もそうだし、スタッフの方々も、身体が悲鳴をあげます。
極端に言えば、生命力が下がります。
仕事効率もこんな暑いところでやっていたら、上がりません。
設定温度が高ければ、腎臓に負担をかけてしまい、腰痛の原因になるし、
疲労がさらに蓄積され、冷え性の方は、余計に冷え性になります。
これは、セミナーでもよく聞くことですが、せめて24度には設定をしたほうが良いということです。
女性であれば、この温度だと、低すぎて寒いと言う方もいると思います。
その時は、上に羽織るものとか、足元が寒かったら、そこを温めようなものを使ってください。
もしくは、長時間座っりぱなしで、動いていないから、余計に冷えてくるのかと思います。
ぜひ適度に動いてくださいね。
日本人は、お願いしますと言われると、優しいから協力をするでしょうが、
時と場合によると思います。
あえて言いますが、「お願いします」と、その通りに行動して、
その結果、体調が悪くなっても、「お願いします」と言っているところが、助けてはくれません。
従業員の方々の身体を思うなら、会社でのクーラーの設定温度は、
最低でも25度以上はやめた方がいいです。